もやもや‥さくやきblog

弱小ブロガーsakuのつぶやき、ぼやき、ささやきです。

まん延防止等重点処置の報道にもやもや

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大阪などで『まん延防止等重点処置』が開始される件が報道されています。

 

ニュースや報道番組では、緊急事態宣言との違いなど関連情報が取り上げられているのですが、その中には大阪で起きた感染者数拡大は今後東京でも起こりうることも報道されています。

 

そして、東京の各地で人手が増えている状況やマスクなしの会食、野外で飲酒している人たちの映像が流されているのです。

 

ここに”もやもや”を感じます。

 

テレビカメラがマスクを外して食事をしている様子を捉え、レポーターがその現状をリポートしています。

 

この映像を流して何の意味があるのでしょうか?

 

こういったニュースや報道番組を視聴される方々というのは、もともと意識が高い常識人のはず。

 

普段から感染対策をしっかり実行されている方であることが想像できます。

そのような人たちが、感染対策を軽んじている多くの人たちの映像をただただ見せられているのです。

 

視聴者に怒りや不愉快な気持ちを与えているだけに過ぎないと思います。

全く何の解決にもなっていないんです。

 

これだけ感染者数が増えているにも関わらず、十分な感染対策を行わない人々が減らないのは、そういう人々に何も届いてないからです。

 

感染者の増加しているということは、同時に重傷者や死者の数も多くなっていることを意味します。

また、飲食業を営む方など影響を強く受け、生活に苦しむ人々も多くいらっしゃいます。

 

「あなたのその行動は、多くの苦しむ人を生み出す犯罪的な行為である」

 

マスコミはもっと目に付く媒体を使って、このような強いメッセージを伝えなければいけない…

と、思います。

 

テレビに限らずですが、無意味なものではなく建設的な報道をしてほしいものです。